時間は命
1.時間は命
私はいつもみなさんに「時間は命と同じである」と伝えています。
それは「生きている間しか自分の時間はないから」です。
「みんなの時間」(物理的な時間、宇宙の時間、普遍的な時間)はずっと存在しています(?)が、「自分にとっての時間」「自分が自由に使える時間」はこの世に生まれた瞬間から、あの世に旅立つ瞬間までの間しかないのです。
しかも、「ものごころ」がついて、自我が目覚めた時から、心身ともに元気でいられる間しか「実質的な自分の時間」はないのです。その間でも「眠っている時間」や「仕事している時間」など自由に使えないが多くあり、私たちは「時間・命を売ってお金を稼いでいる」ことになります。そのとき「あなたの1時間はいくらか」考えたことはありますか?
ですから、「時間は命」なのです。今の1時間も死ぬ前の1時間も同じです。死ぬ前の貴重な1時間をあなたはいくらで売り渡しますか?
時間を大切にしましょう。
余談ですが、若い時に短編で時間小説を書いたことがあります。「今を生きろ!この瞬間を自分らしく精一杯生きろ!」という本に時間を大切に生きるというメッセージを込めて書きましたので、よろしければ参考にしてください。
『人生を豊かに生きるための7つのトリセツ』セルバ出版 岩下敦哉著 より引用