読書術 30のヒント - エンジョイハックスより -
7.読書術 30のヒント - エンジョイハックスより -
では、最後に私の読書ライフのエッセンス「魔法の言葉」を紹介しますので、読み方、心がまえ、活かし方など何か参考になるものがあれば、試してみてください。自分用に書き溜めた言葉なので、「学び」と同じように過激な表現、行き過ぎた表現があるかもしれません。これも秘伝言書や小冊子の中で紹介していますので試してみてください。
① 本は一期一会、気になったら手に入れる。
本との出会いは一期一会である。気に入った本はその場で読むか手に入れる。「あとで」はない。
② 本は「読みたいところ」から読む。
本はまず「読みたいところ」から読む。読みたくないところ、興味のないところは読まなくてもいい。
③ 本は「読みたいところだけ」読む。
本は「読みたいところだけ」読む。読みたくないところは読まなくていい。
④ 今読まない本は、後でも読まないので手放す。
今読まない本は、興味・関心がないので、後でも読まない。この段階で手放す。
⑤ 自分の頭や心の本棚は半分空けておく。
本棚は次の興味・関心領域が入りやすいように、常に半分空けておく。
⑥本はアウトプットのために読む。
本はアウトプットのために読む。インプットしているだけでは熟成しない。
⑦関心のある分野の本をまとめて10冊読む。
関心のある分野の本をまとめて10冊読むと、ある程度の知識が一度に身につく。共通部分は普遍的な知識となる。
⑧本の内容は、その時吸収できなければ「あきらめる」。
本の内容は、その時吸収できなければ、「縁がなかったもの」として「あきらめる」。
⑨週に何度か本屋や図書館に立ち寄る日を決める。
週に何度か本屋に立ち寄る日を決める。すると、自分の興味・関心に気がつき、整理される。同時にインプットしてしまうとよい。
⑩本のためのお小遣いを準備する。
本との出会いは一期一会なので、いつでも買えるよう、本のためのお小遣いを準備する。
⑪本のエッセンスはメモしておく。
本のエッセンスはアウトプットのためにメモしておく。
⑫本から学んだことはすぐに実践してみる。
本から学んだことはとりあえず、すぐに実践してみる。実践してみて有用なものは続けてみる。
⑬本は「折ったり」「書き込んだり」「ちぎったり」していい。
本は自分の身につけるために「折ったり」「書き込んだり」「ちぎったり」していい。
⑭本をいつも持ち歩く。
自分の関心のある分野の本をいつも持ち歩くとなんとなくその分野が気になり、頭の片隅で考えるようになる。
⑮本の目次は必ずチェックする。
まず目次を俯瞰して、どのようなことが書いてあるか、どのような構造になっているかを確認してから読み始める。
⑯本から「ライフスタイル」を学ぶ。
本は書いた人の「生き方」「ライフスタイル」を学ぶのに最適である。良いと思ったこと、良いことはどんどん真似してみよう。
⑰本は原則「手放す」。
本は持っていると「いつでも読める」と思ってしまう。自分のものにするには原則「手放す」ようにする。
⑱人から勧められた本はとりあえず読む。
出会いと一緒で、人から勧められた本はとりあえず読む。読むと進めてくれた人の人生観、価値観などがわかってくる。途中で合わないと思ったときは、すぐにやめればいい。
⑲本は自分で買う。
本は身銭を切って自分で買う。決して人のお金で買わないこと。そうしないと身につかない。
⑳入門書は薄い方がいい。
入門書は概要を把握するために使うので、なるべく薄い方がいい。薄いもので全体像を把握してしまおう。
㉑「自分のバイブル」となる本を探す。
読んだ本の中で、「自分のバイブル」となる本を探す。そしてそれは手元に残す。
㉒本の情報は1%使えればよい。
本の情報は1%使えればよい。と考える。すべてが役に立つ本などはない。
㉓家の本棚で「立ち読み」してみる。
家の本棚で「立ち読み」してみるとあらためて自分の興味・関心の方向性がわかる。また、思わぬ発見をすることがある。
㉔無駄な定期購読は中止する。
定期購読は自動的に送られてしまうので、一冊ずつ内容を吟味していない。無駄な定期購読は中止する。
㉕業界紙に目を通す。
自分の関係する業界紙に目を通し、トレンドをおさえておく。特に実用読書においては、「基本的なこと」「トレンド」をおさえておくことによりアウトプットが格段にあがる。
㉖今日手に入れた本は、今日のうちに一気に読む。
今日手に入れた本は、最もモチベーションが高い今日のうちに一気に読む。
㉗本のカバーははずして読む。
本を一気に集中して読むために、本のカバーははずして読む。
㉘「本を買うこと」は「人生のノウハウを買う」ことである。
「本を買うこと」は「人生のノウハウを買う」ことである。
㉙本は「折りながら」読む。
本は後から検索しやすいように、関心のあるところ、役に立ちそうなところを「折りながら」読む。すると重要なことがらを逃さず、スピーディに読み返すことができる。
㉚自分なりの読書メモをつくって人生の糧にする。
本を読んだら、自分なりの読書メモをつくって人生の糧にする。
『人生を豊かに生きるための7つのトリセツ』セルバ出版 岩下敦哉著 より引用